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SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いは?おすすめはどっち?
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モグロース博士 経済を深堀りして、ハッキリさせることがスキ。
聴覚が発達し、耳より情報をつかむことが得意。
夢は徳川埋蔵金を掘り当てること。
の回答

ハッキリ言って、どちらもSBI証券との連携が便利になった今は「金利を重視するならSBI新生銀行」、「自動化や資金管理を重視するなら住信SBIネット銀行」を選ぶのが賢いね!

2025年現在、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行はどちらもSBI証券とスムーズに連携できるようになり、以前のような機能差はほとんどなくなった。両行の違いは「金利」と「使い勝手」のバランスで選ぶ時代になっている。

■SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の比較表をチェック!
SBI新生銀行 住信SBI
ネット銀行
口座連携
サービス名称
SBIハイパー預金 SBIハイブリッド預金
SBI証券の
買付余力(※1)
への反映
SBI証券への
自動入金の
対象商品
投資信託
(積立のみ)
国内株式・国内ETF・投資信託・債券など
普通預金金利(※2) 年0.42% 年0.21%
他行宛て
振込手数料
無料回数
月1~10回 月1〜20回
スマプロランク(※4)による
提携コンビニ
ATMの入出金
手数料無料回数
ATM出金手数料は何回でも0円(スタンダードステージを除く)(※3) 月2〜20回
スマプロランク(※4)による
定額自動振替
定額自動入金
定額自動振込
公式サイト
※1 買付が可能な上限金額のこと
※2 SBI証券との口座連携による優遇金利適用の場合。2025年7月14日現在
※3 SBIハイパー預金を申し込んでいる場合 。ゆうちょ銀行(ファミリーマート設置ATMを含む)・全都市銀行・三菱UFJ信託銀行・三井住友信託銀行・商工中金のATMから出金の場合は回数にかかわらず1回110円(税込み)。詳細についてはこちら
※4 月ごとの商品・サービスの利用状況によって適用される4段階のランク。ランクが上がるほど無料回数が増える

前提としてSBI証券の口座と連携できる銀行は1つだけだ。そのため、どちらの銀行がより自分に合っているか、特徴や詳細な違いをもとに検討してみよう。

目次

  1. SBI新生銀行と住信SBIネット銀行はどちらがおすすめ?
    1. 金利を重視するなら「SBI新生銀行」がおすすめ
    2. 自動化や資金管理を重視するなら「住信SBIネット銀行」がおすすめ
  2. SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いをわかりやすく解説
    1. 1. SBI証券との口座連携の仕組み
    2. 2. 金利や手数料
    3. 3. 資金移動サービス

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行はどちらがおすすめ?

最新仕様では両行とも、買付余力の自動反映や定額自動振替に対応している。つまり「どちらができるか」ではなく、「どちらが自分の使い方に合うか」で選ぶのがポイントだ。

金利を重視するなら「SBI新生銀行」がおすすめ

SBI新生銀行がおすすめの人
  • 少しでも高い金利で効率よく貯蓄したい人
  • コンビニでの入出金が多い人
  • 他行宛ての振り込みが多い人

「SBIハイパー預金」を開設した場合、ステップアッププログラム最上位であるダイヤモンドステージの円普通預金よりもおトクな年0.42%の金利が適用される。そのため、SBI証券で取引するための資産以外にも預金をしておきたい人には向いているだろう

また、SBIハイパー預金を申し込んだ場合、提携コンビニATMでの入出金手数料が無料になる回数も基本的には無制限だ。SBI新生銀行の「ステップアッププログラム」にて自動的にダイヤモンドステージの対象者となるためである。

※「ステップアッププログラム」に関する詳細は記事後半で解説

提携ATMや手数料の詳細は以下の通りだ。一部、ゆうちょ銀行などについては出金手数料が1回110円(税込み)かかること、入金については取り扱いのない金融機関もあることには注意しておこう。

sbi新生銀行_atm手数料無料.png
画像引用:SBI新生銀行

さらにSBI新生銀行は、他行宛ての振込手数料が月1~10回まで無料だ

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自動化や資金管理を重視するなら「住信SBIネット銀行」がおすすめ

住信SBIネット銀行がおすすめの人
  • 株や投資信託の取引頻度が高い人
  • 生活資金と投資資金を分けたい人
  • 家計管理を自動化したい人

住信SBIネット銀行は、銀行口座(SBIハイブリッド預金)の残高がSBI証券の口座に自動反映される。資金移動の手間を省けるので、取引の頻度が高い人にとっては特に使い勝手が良いだろう。

また、SBIハイブリッド預金は代表口座や他の目的別口座と分けて管理できるので、生活費や貯金を投資に使ってしまう心配もほとんどない

sbiハイブリッド預金の自動振替.png

さらに、定額自動振込や定額自動振替といった資金移動の機能も充実しているため、投資に限らず家計管理を自動化したい人におすすめだ。

\SBI証券との連携におすすめ/

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いをわかりやすく解説

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違いやそれぞれの銀行がおすすめの人はすでに説明したとおりだが、あらためて整理すると、以下3点で比較できる。

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違い
  1. SBI証券との口座連携と買付余力の反映
  2. 金利や手数料
  3. 資金移動サービス

1. SBI証券との口座連携の仕組み

SBI新生銀行と住信SBIネット銀行について、SBI証券との口座連携の仕組みに大きな相違点はない

■SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の口座連携の違い
SBI新生銀行 住信SBI
ネット銀行
口座連携
サービス
SBIハイパー預金 SBIハイブリッド預金
SBI証券の
買付余力への
反映
SBI証券への
自動入金の
対象商品
国内株式・国内ETF・投資信託・債券など 国内株式・国内ETF・投資信託・債券など

住信SBIネット銀行の口座連携サービスであるSBIハイブリッド預金の残高は、SBI証券の買付余力(商品を買い付けできる上限額)に即時反映される。例えば、SBI証券の口座に残高が全くなくても、SBIハイブリッド預金の残高が100万円あれば、100万円までは株式や投資信託を購入できるのだ。

sbiハイブリッド預金_sbi証券残高自動反映.png

一方、SBIハイパー預金も2025年10月現在ではSBI証券の買付余力に自動反映される。従来のように入金手続きの手間を気にする必要はなく、株式や投信のスポット購入にも対応可能となった。

2. 金利や手数料

住信SBIネット銀行と比較すると、SBI新生銀行の方が普通預金金利、定期預金金利ともに優れている。他行宛て振込手数料や提携金融機関ATMの入出金手数料については、住信SBIネット銀行の場合は利用状況によって変動する4段階のスマプロランクによるため単純な比較は難しい。

■SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の金利・手数料の違い
SBI新生銀行 住信SBI
ネット銀行
普通預金金利
(※1)
年0.42% 年0.21%
定期預金金利
(※2)
1カ月:0.50%
1年:0.55%
5年:0.85%(※3)
1カ月:0.125%
1年:0.125%
5年:0.40%
他行宛て振込手数料の無料回数 月1~10回 月1〜20回
スマプロランクによる
提携金融機関ATMの入出金手数料 ATM出金手数料は何回でも0円(スタンダードステージを除く)(※4) 月2〜20回
スマプロランクによる
※1 SBI証券との口座連携による優遇金利適用の場合。2024年11月2日現在
※2 2025年9月18日現在
※3 パワーダイレクト円定期預金100(インターネット限定)の金利
※4 ゆうちょ銀行(ファミリーマート設置ATMを含む)・全都市銀行・三菱UFJ信託銀行・三井住友信託銀行・商工中金のATM。上記5行のうち入金はゆうちょ銀行のみ対応で無料。

SBI新生銀行には、ステージアップによってさまざまな優遇サービスを受けられる「ステップアッププログラム」がある。

ステップアッププログラム.png
画像引用:SBI新生銀行

通常、このようなサービスはランクアップの条件を満たすのが厳しいことも多い。しかし、SBI新生銀行ではSBIハイパー預金の設定だけで、翌々月の1日からダイヤモンドステージになる。そのため、預金金利や手数料の面で大きな優遇を受けられるのだ。

住信SBIネット銀行にも「スマートプログラム」と呼ばれる同様のサービスがある。これが前掲の「スマプロランク」のことだ。しかし、SBI新生銀行に比べるとランクアップの条件は厳しい

スマプロランク_条件.png

例えばランク3の場合、他行宛て振込手数料の無料回数は月10回になるが、上記画像の「条件A」にあたる、総額金額残高月末300万円以上あるいは住宅ローンの契約などが必要になる。また、スマプロランクを上げたとしてもSBIハイブリッド預金の金利は年0.21%(2025年10月16日現在)以上にはならない

投資に使っていない待機資金を有効活用したい場合や、日々の取引における手数料を削減したい場合は、SBI新生銀行がおすすめだ。

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3. 資金移動サービス

従来は住信SBIネット銀行のみが資金移動サービスに対応していたが、2025年10月現在SBI新生銀行も定額自動振替・入金・振込に対応するようになり、資金移動の柔軟性は住信SBIネット銀行と同等水準となった。

■SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の資金移動サービスの違い
SBI新生銀行 住信SBI
ネット銀行
定額自動振替
定額自動入金
定額自動振込

定額自動振替は、金額やタイミングを指定して、代表口座から目的別口座に自動で振り替えるサービスだ。自動振替を設定しておけば、投資資金の入金を自動化できる。

sbiハイブリッド預金_自動振替.png

定額自動入金は、指定した金額を他行の口座から住信SBIネット銀行に自動入金できるサービスだ。メイン口座が本記事で紹介する2行以外の場合は、定額自動入金を利用して、投資資金を毎月引き落とせる

sbiハイブリッド預金_自動入金.png

定額自動振込は、指定した振込先に毎月または毎週送金ができるサービスだ。最大10件まで振込先を登録できるので、定期的な支払いが多い人にとっては便利なサービスだろう。

sbiハイブリッド預金_毎月自動振込.png

現在は両行ともSBI証券との自動連携・自動入金に対応しており、利便性に大きな差はない。したがって、金利の高さで選ぶならSBI新生銀行、日々の家計・投資を細かく分けて管理したいなら住信SBIネット銀行を選ぶとよい。

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ハッキリ言って、口座開設にはキャンペーンの期間を狙うのも効果的だね。銀行口座と証券口座を同時に開設すれば、投資生活を始めるいいきっかけになるからね。

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(イラスト=マンガデザイナーズラボ)