「他人軸の幸せ」ではなく「自分軸の幸せ」を知る

お金を全然使わない生活をしている僕ですが、「そんな生活のどこが楽しいのか」と思われるかもしれません。でも僕は今毎日がめちゃめちゃ幸せです。

イングリッシュおさる『先が見えない時代の「お金」と「幸福」の黄金比 最短最速で結果を出して幸せに生きる! 新しい「お金の思考法」』(KADOKAWA)
イングリッシュおさる『先が見えない時代の「お金」と「幸福」の黄金比 最短最速で結果を出して幸せに生きる! 新しい「お金の思考法」』(KADOKAWA)

なぜなら幸せは日常生活そのものにあると思っているからです。やればやっただけ結果が出る仕事があって、その仕事で喜んでくれる人がいる。普段のご飯、筋トレ、妻との散歩、サウナ、海外マーケティングを学ぶ時間、たまの大戸屋でのご飯、すべて最高に幸せです。「ごく普通じゃないか」と思われるかもしれません。ごく普通です。普通をかみしめたいのです。

僕も大きなお金が入ってきたときに、豪華な食事をしたり、一流ホテルを泊まり歩いたことがあります。それなりにいい経験だったけれど、もう十分です。

これらは「外側の幸せ」、つまり「他人軸の幸せ」です。他人軸の幸せを追いかけていると人はいつまでたっても満足できません。ブランド物、時計、車もそうです。

得るべきは自分軸の幸せだと思っています。

子どもの頃って公園で友達と遊ぶだけでめちゃめちゃ楽しかったですよね。遠足の前日はワクワクして眠れなかったりしませんでしたか? そこにはお金など必要なく、自分の内部に幸せがありました。それが僕の言う自分軸の幸せです。

現代社会で生きていると、どうしても他人軸の幸せになりがちです。だからこそ僕らは幸せの軸を自分軸に戻す努力をしなければいけないのだと思います。

ごく普通の生活にこそ幸せがあると感じられる

僕はたった5年前まで手取り18万円の貧乏教員でした。残業時間が月150時間超で疲弊してつらくて「この生活から抜け出したい」と、そればかりを考えていました。今でもあの日々に戻ったらと思うと怖くなります。

あの地獄のような日々から抜け出すことができただけで、今は十分満足です。たまたま事業が成功してお金はたくさん入って来たけれど、別に大金持ちになりたいわけでも何でもありません。

普通に仕事をして、普通に妻や家族と仲良くして、普通に受講生や友達と楽しく過ごして……、僕にとってそれ以上のことはありません。

お金を使ったその先に幸せは待っていません。幸せは日常生活にあります。それが25億円を稼いだ僕の結論です。

【関連記事】
【第1回】残業時間は月150時間、それで手取りは18万円…過労死寸前だった英語教員がYouTuberで大成功できたワケ
「お金が貯まらない人の玄関先でよく見かける」1億円貯まる人は絶対に置かない"あるもの"【2021上半期BEST5】
「タンパク質をとるのにこれに勝るものはない」医師・和田秀樹が高齢者に強く勧める食材の種類
「血液型で病気リスクがこんなに違う」O型に比べ脳卒中1.83倍、認知症1.82倍…という血液型とは何か
NHK大河ではとても放送できない…宣教師に「獣より劣ったもの」と書かれた豊臣秀吉のおぞましき性欲